モデル79アームレスチェア

モデル79アームレスチェア伝統と最先端技術の融合

椅子について

1944年、デザイナーであり家具職人でもあったニルス・オット・モラーによって誕生したJ.L.モラー社は、数々の名作家具を生み出しました。
その中でもダイニングチェアは、豊富なコレクションを誇ります。
素材をとことん選び抜く信念や、仕上げは職人たちの手作業にこだわるなど、
伝統を重んじると共に、最先端技術を駆使し機械化を推し進めたモラーの作品は、一見すると華奢に見えますが非常に頑丈な構造になっており、まさに「一生ものの家具」と言えます。
この『モデル79』は、『モデル78』と並ぶ名品です。どちらにも共通するのは、抜群の座り心地と、椅子を引くときに誰もが握りやすい背もたれのフォルム。計算されたデザインはどの角度から見ても美しいです。

修理内容

革・布など豊富な張地がありますが、今回承ったのは、座面がペーパーコードのタイプ。
職人が一編みずつしっかりと編み込んでいき、座り心地も元通りになりました。
乾いて手垢の付いてしまったフレームはクリーニングし、たっぷりとチークオイルを。
乾いてしまった木に潤いが戻り、ご家族の歴史を見守ってきた椅子たちがきれいに蘇りました。

ビフォー・アフター

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