イタリア製ソファのリペア 【鎌倉市のお客様】 構造の修理
2025/02/23
こんにちは。高山です。
名作椅子の解体新書という本があるのですが、とても面白いんです。
椅子がいかにシンプルな構造を持ってして、機能美を生み出しているのかが端的に感じられるからです。
超一流の名だたる建築家が家具を手がけてきたのも腑に落ちるわけです。奥が深い。
ただ、これ以上のデザインが今後出てくるのか?とも同時に感じるわけですが。
先日、クッション構造のblogを書きましたが、
構造修理の依頼がございましたので、今日はそのことを書こうと思います。
ご依頼内容は、座面のクッション性を高めることでした。
丁寧に座面を剥がして剥き出しにするわけですが、大工仕事でもよく耳にする、目に見えない部分がどう処理されているかが見えるわけです。
このソファに関しましては、中央に2本ある支えの片方が抜けてグラグラになってました。このリペアはそう難しくはありません。
ただ、①②③の部分に矢印のように数本のウェービングベルト張り直すわけですが、土台の木が弱いため、強く張ることができません。
③の部分の横棒は、補強を検討する際の思考の過程です。
結果、このように横に補強することはできませんでした。
全面の座枠に彫刻が施されており、その隙間から見えてしまうからです。
リペアに明解な答えというのはない場合は多々あり、それはデザインや状態、また元々の構造が関連してくるからです。
座面の補強に加え、2本脚だった後ろ足を中央に1本足し、3本脚にしました。
上貼りをして、元の生地を戻して完了です。
お届けした際のお客様のリアクションを見られるのがこの仕事の醍醐味です。
今後とも気を抜かず、手を抜かずやって行きたいと思います。
ティーズリビングは、横浜、川崎、東京都下、また葉山・逗子・横須賀・鎌倉・湘南エリアを中心に、個人・法人問わず、椅子の張り替えやテーブルの天板塗装はもちろんのこと、店舗内装、住宅にまつわることなど様々な形でお手伝いをさせていただいております。
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