ストーリーSTORY
豊かな街路樹が立ち並ぶ静かな住宅街。
アンティーク好きの施主様が選んだのは、新しい部分と既存の部分が調和するデザインです。
生まれてくる赤ちゃんと多くの時間を過ごすであろうリビングは、和室を洋室にして繋げることで、日当たりを活かした開放的なお部屋になりました。
リビングに隣接していた和室の間仕切り壁を可能な限り撤去し、リビングの一部として活用。
床の間は大容量の棚板収納、押入れにはディスプレイエリアを設けた、用途の広い収納空間を目指しました。
古いサッシは、国の窓リノベ事業の補助金を活用し、断熱性の高いシャッター付き樹脂サッシに交換。
既存の折り上げ天井とシャンデリアを活かすべく、壁紙はウィリアム・モリスの小花柄をチョイス。
温かな色合いのブラックチェリーのフローリングとよく合いますね。
面積の広い掃き出し窓を断熱サッシに交換することで、室内温度の変化を小さくすることが出来ます。
ダイニングキッチンとリビングを遮断していた間仕切壁とドアは、大きく撤去し一つのお部屋に。
耐震上残すべき壁は、あえて深いグリーンの壁紙を貼りブラケットライトを設置することで、空間のアクセントとして活かしました。